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謹愼せざる者の惡あがき。

 投稿者:備中處士  投稿日:2018年11月11日(日)23時03分15秒
  通報 返信・引用 編集済
  ■靖國神社社務所『宮司就退任のお知らせ』(『靖國』平成三十年十一月)

 去る十月一日、一部週刊誌により、當神社小堀宮司による、會議での極めて不穩當な言葉遣ひについて報じられました。ご遺族・崇敬者の皆樣には、多大なるご心配をおかけいたしましたことを、心よりお詫び申し上げます。

 この件に關して、十月五日に、宮司が、直接、宮内廳掌典職へ伺ひ陳謝し、宮司退任の意向をお傳へいたしました。

 また十月十七日から齋行された秋季例大祭は、謹愼中の小堀宮司の代理として、坂權宮司が齋主を務め、祭儀のすべてを滯りなくご奉仕いたしましたことを、ご報告申し上げます。‥‥



 愚案、「謹愼中の小堀宮司」の由。然しこの小堀邦夫てふ神職は、謹愼なぞ、實はしてゐなかつたのである。謹愼とは、天皇陛下、皇太子・皇太子妃兩殿下に對し奉り、己が不敬を御詫び申し上げ、只管ら懺悔反省することを謂ふ。此奴、何をしてゐたか。『文藝春秋』(平成三十年十二月號)に、『靖国神社は危機にある』と云ふ獨占手記を書き、辨明釋明に、是れ腐心してゐたのである。呆れて物が云へぬとは、此の事だ。これでは、音聲漏洩者の罪を問ふどころでは無い。又た書かれてゐることは、言語道斷、一讀、心が萎える思ひである。

 先づ昭和殉難者てふ言葉を知らず、「A級戰犯」と何度も言ひ放つことは、靖國神社の正式呼稱を無視するものにして、結論は、「靖國神社に關して根本的な問題は、結局のところ、悲しい生涯を送つたご祭神を、國や天皇陛下が、どう扱ふかといふこと」なのださうだ。相かはらず「扱ふか」と言ひて、何樣か知らぬが、敬語は遣ひたくない御樣子。祭神は「どれだけ恨みを呑んで亡くなられたかわからない。だから祟ることがないやうに」と、怨霊信仰の吹聽。草木物言ふ時代、小堀の「戰略」とは、驚く勿れ、天皇陛下に於ける「私人として」の立場を創り出したこと、而して『靖國神社祭神祭日暦略』の存在を明かにして、祭儀の祕密を暴露、天下に知らしめた罪は、殊に萬死に價ひしよう。「掌典職には、こちらの原案(靖國神社改革案)すら受け取つてもらへず、『五十年、百年の次は、創建二百年が節目』と言はれました」と、こちらも負けず劣らず、祕密漏洩して憚らない。

 靖國神社に於ける白袴族の不見識・不行跡ないし危機感の無さは、既に塾頭の文章にて知る所、今更ら驚くには當らない。書きたいことは幾らでもあるが、小堀邦夫の「私見」を以て、神道「教學」を打立てゝもらつては、神道にとつて迷惑千萬であることだ。合祀問題も、神道にあつては、「合祀」が出來て、「離祀」が出來ぬことなぞ、「物理的」(小堀の言葉)に有り得ないことだけは、こゝに明言しておきたい。此の人の神觀念は、一體、どうなつてをるのやら。神宮禰宜をひけらかすより、もう少し先人の神書を謙虚に勉強するか、神職を御辭めになつて、保守評論家に轉身されるが、身の爲めでせう。
 
 
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