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アメリカニズムと云ふ純粹左翼思想の徒花を刈り取れ。

 投稿者:備中處士  投稿日:2018年 2月 6日(火)17時48分32秒
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   閑古鳥も鳴く掲示板を憐れんでか、桜坂秀翠兄が、贊意を表して下さつた。有り難い。御元氣さうで、何よりです。當方は、將棋界に顯れた天才「藤井聡太」五段が氣になつて、勉學停滯、些か困つてをる次第です(苦笑)。

 先般、西部邁氏が逝かれたさうで、兄も御淋しいでせう。小生も、遺著

『保守の眞髓──老醉狂で語る文明の紊亂』(講談社現代新書/まことの保守を語り盡くす、大思想家ニシベ、最後の書)

を購入してみむとて豫約注文、而して増刷されたのか、本日、奇しくも郵便函に到來した所であります。平泉澄博士は、エドモンド・バークを我が國に紹介された草分ですが、学生時代、博士の『武士道の復活』・『傳統』下篇・『革命と傳統』に導かれて、ポール・ブールジエ『弟子』等を讀み漁つた經驗もありましたが、小生の愚鈍なる、泰西に於ける保守傳統主義は、頓と御無沙汰であります。

 次は、桜坂秀翠兄の論説、紹介させて戴きます。



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元来、日本人はお人好しであるとともに、好奇心旺盛な国民性を有している。

それと同時に、「来る者拒まず、去る者追わず」の俗言にあるように、飽き易い側面も持っている。

こうした国民性からハイブリッド、つまり神道あり仏教あり儒教あり、更には国学や洋学もありという、雑種文化が形成されてきた。

鎖国を敷いていたとされる江戸期だが、厳密に言えば、純粋な意味での鎖国など存在せず、それは四方を海に囲まれているという地勢上の関係で、外国との交流が活発でなかったという意味においてであり、呑気というか大らかというか、日本人は外国の文化を排斥することなく、包括的に迎え入れてきたといえるだろう。

私見で甚だ恐縮だが、やはりそこには神道(惟神の道)というものの存在があったからこそ、日本人の精神文化に、そうした余裕が生じていたように思われる。

仏教が神道を包摂しようとしてやってきても、知らぬ間に仏教が神道に包摂されてゆく。まあ確かに山王権現のような神仏習合の色合いの濃い神社も数多く存在するが、平常、われわれはそれを特段意識に昇らせることなく、むしろ淡々と接している。

儒教の持つ強い道徳観念と、神道の持ついい意味でのアンモラル(聖と俗が同居する例大祭などが、その見本)との融合なども、「丁度いい塩梅だ」ぐらいの大らかさでいられたのではないか。これを無節操と観るか、大らかと観るか、寛容と観るかは、人それぞれだろうが、いずれにせよ、こうした包括的な日本人の精神的構えが一つの長所となり、西洋の文物を積極的に摂取し、西洋列強と並ぶ文明を、開国からわずか数十年でもたらしたのだと見ることは大過ないように思う。

もちろん、そうした長所ばかりではなく、雑種文化は、外国のさして上等でない文物(戦後のアメリカニズムが、その見本である)まで、短絡的に摂取してしまう危険を常に孕んでいる。

仏教やキリスト教などの教条臭の強いものであれば、神道は、それをいち早く察知し、それらを中和できるだろうが、アメリカニズムが内包する自由とか民主とか平等とか人権といった抽象的な理念の、いわば無臭のイデオロギーに対しては、神道は無力だった。

むろんその神道の欠点を補うのが、異端と正統を見分けるための知恵としての「伝統」なのだが、狡猾なアメリカは、その「伝統」を根こそぎにすることから始めた。

現行憲法しかり、改正民法しかり、教育基本法しかりである。

われわれ日本人の判断の基礎となる伝統を根絶やしにすれば、日本のアメリカ化は容易いと、アメリカは読んだのだろう。

日本人の持つ「大らか」という文化が、却って徒となり、アメリカニズムという純粋左翼思想の徒花を満開せしめたのが、戦後といっていいのではないか。

【出典】
http://6131.teacup.com/dartford/bbs

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