スレッド一覧

  1. 「九段塾」塾頭・金城翁最終講義(44)(備中處士)
  2. 「九段塾」塾頭・一兵士翁遺文抄(100)(備中處士)
  3. 泉水隆一監督『凛として愛』臺本(8)(備中處士)
  4. ★☆★ 時計の間 ★☆★(346)(塾頭)
  5. 祖神垂示 親譲之道 拾遺(36)(はゆまつかひ)
  6. 賀茂百樹大人遺文(5)(備中處士)
  7. 先哲遺文に學ぶ。(31)(備中處士)
  8. 日本刀四方山話(51)(那須の権太)
  9. 神道に學ぶ。(55)(備中處士)
  10. 平田篤胤大人遺文(31)(備中處士)
  11. 平田篤胤大人『古史成文』(165)(南雄)
  12. 崎門學筌蹄――埀加靈社・山崎闇齋先生の學問。(46)(備中處士)
  13. 世界的天皇信仰――愛國か尊皇か――(35)(はゆまつかひ)
  14. 參考聚英(15)(備中處士)
  15. 平泉澄博士遺文(9)(備中處士)
  16. おゝ靖国の大神(39)(はゆまつかひ)
  17. 大元靈に坐す天之御中主大神(8)(備中處士)
  18. 平田篤胤大人顯彰者・相原修神主(30)(相州之民艸ならびに備中處士)
  19. 霊的国防の本義 拾遺(34)(はゆまつかひ)
  20. さあ、『少年日本史』を讀みませう!(7)(備中處士)
スレッド一覧(全44)  他のスレッドを探す 

*掲示板をお持ちでない方へ、まずは掲示板を作成しましょう。無料掲示板作成

新着順:22/933 記事一覧表示 | 《前のページ | 次のページ》

君臣の義、講ぜざること七十餘年なり矣。

 投稿者:備中處士  投稿日:2016年12月14日(水)22時18分30秒
  通報 返信・引用 編集済
  ■吉田松陰先生『松下村塾記』

 抑も人の最も重しとする所は、君臣の義也。國の最も大なりとする所は、華夷の辨也。今ま天下は、何如なる時ぞや也。君臣の義、講ぜざること六百餘年、近時に至り、華夷の辨を合せて、又た之を失ふ。然り而うして天下の人、方且に安然として計を得たりと爲す。神州の地に生れ、皇室の恩を蒙り、内、君臣の義を失ひ、外、華夷の辨を遺る。學の學爲る所以、人の人爲る所以、其れ安ぞ在らんや哉。




 畏友・河原博史翁から、いつも御手製の封筒にて、澤山の情報誌を戴いてゐる。備中の田舍者にとつては、此の上なく難有い。其の中から、吾が腹悶を醫やしてくれる玉文を得た。嬉しさの餘り、些か紹介して、諸賢に供したい。



●志賀智仁・日本實踐奉仕團代表『大殿下薨去と讓位について』(『芳論新報』平成二十八年十二月號所收)

 日本は、云ふまでもなく、皇國である。つまりは内政や外交が、少々行き詰まりを見せようとも、街頭において左右の陣營が衝突を起こさうとも、それは小さからざる問題ではあるけれども、決して國家を搖るがすに至り得ないのである。神意が働く時、畏きあたりが動く時、それこそが、唯一、祖國が激動に直面するサインなのである。我々は、その感性でもつて、事に處さなければならない。‥‥

 有識者會議のメンバーもヒアリング對象の專門家も、保守系としてならした人物が、大勢をを占めてゐる。ところが蓋を開けてみれば、その論議が憲法違反だの、特別法で對處するだのと、天○機關説論者も眞つ青の不敬ぶりである。第一、御自ら讓位の意向を滲ませてをられるのにも拘はらず、認めるとか、認めないとか、いつたい君臣の別を、何と心得てゐるのか。本來は讓位の御心を拜して、如何にしてそれを翼贊するかを論議するべきなのであつて、今日のそれは、不敬千萬、本末轉倒として、冗談にもなりはしない。

 今さら云ふまでもないが、有識者會議、またヒアリング對象となつた專門家に、期待は禁物だ。頭腦の明晰さは、確かに見上げるべきだが、今般の問題に限つて、それよりも重要なのは、敬神尊皇の精神であり、政府に助言するに値する經驗で云へば、その志操である。つまりこのメンバーに、神道界の人物が、誰ひとりとして人選されてゐないことをみても、この論議が、國體を重んじる結論を導き得ないのは、火を見るより明らかと云はざるを得ない。

 ある人物は、かつて小泉純一郎が、皇室典範の改正を企てた時、男系男子を堅持すべきと論陣を張つたが、その論據にDNAを持ち出し、血統を守れと云ひだした。他國の王樣について論じてゐるならいざ知らず、なぜ、皇統・靈統の概念が持ち出せないのか。また別の人物は、攝政をおくべきだとして讓らない。今上天皇の御心に、攝政はないのに、である。これは一見、尊皇の志ゆゑと勘違ひしがちだが、實のところ、大帝と暴君を認めることと同義なのである。斯樣に他の連中の意見も、大同小異、とても萬世一系を奉戴する有爲なる人々の言とは思へない。先日、この状況について、近所の名もなき神職と意見を交はしたが、「學者は、ダメですよ」と、ぽつりと漏らしたことが、今でも忘れられない。‥‥

 いま我が陣營は、法的な解釋や、さりとて同情や人權と云ふ不敬でもなく、たゞゝゞ御心を拜戴する姿勢を以て、内外に君臣の別を闡明にしなければならないのである。天皇が讓位と仰せならば、一も二もなく、讓位ではないか。
 
 
》記事一覧表示

新着順:22/933 《前のページ | 次のページ》
/933