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『御皇室』は不敬、『御英靈』・『英靈達』は誤用なり矣。改めざる可からず。

 投稿者:備中處士  投稿日:2016年10月 2日(日)01時42分34秒
  通報 返信・引用 編集済
   近年、「御皇室」なぞと申し上げる御方、殊に宗教關係者に多く見られるが、年來、些か可笑しいのではないかと、獨り存じ寄つた所、かつて九段塾塾頭・泉水隆一翁の言擧げに曰く、

「英靈を口にする時、丁寧語のつもりで『ご』をつけて、『ご英靈』と云ふ風潮がありますが、をかしいからやめなさい。『お社長』と云ふやうなものです。『英靈』が尊稱です。それと『英靈たち』と云ふ、『たち』と云ふ言葉は俗語と竝列語なので、これもやめなさい。『英靈』は複數形なので、『たち』をつける必要もなく、また失敬にあたります。確かに合祀祭の祝詞奏上の一文に、『英靈たち』と云ふ言葉はありますが、それは神々に對して、人間側の卑稱として使はれてゐます。小生らにしてみれば、聞き苦しい。靖國神社の廣報でも、ずいぶん注意してゐますが、やはり若い神官が多いので、つい『たち』をつけてしまひがちです。皆さんが正道にもどして下さい。東條由布子さんが、テレビなどで『ご英靈』とよく口にされてゐるので、正しい呼稱のやうに思はれてゐますが、『英靈』と直裁的に口にするのは、ご婦人には言ひにくいので、東條さんは『ご英靈』と言はれてゐるのでせう。あの方は言葉がきれいなので、耳障りが良く聞こえますが、それでも間違ひは間違ひなのです。戰前は、ご婦人方が英靈のことを口にするのは憚かれるきらひがありましたから、なかゝゝ難しいんですね。とりあへず下々の一般人である皆さんが、『英靈たち』・『兵隊たち』・『彼らは』・『日本軍』・『ご英靈』、これだけは禁止事項にされることが望みです。‥‥松平永芳宮司が、最も嫌つたこと、『ご皇室』は無禮。皇』の前に出る言葉は、日本語にはない」と。

 洵に然り。小生は、「御説の通り、『御英靈』は、『御皇室』等と共に、宜しからずと存じます。『御』の一字は氣をつけたいものですね」と應じました。小生が、泉水隆一翁に御挨拶申し上げた、これが當に最初の出會ひでありました。『御皇室』・『御英靈』については、翁の口酸つぱく仰る通り、過ぎたるは及ばざるが如し、却つて慇懃無禮にして不敬と存じます。如何してもと云ふ方には、『皇大御室』・『英御靈』をお勸め致します。然し此の漢語呼稱は、一般に不通ですね。

 敬語の復活こそ、喫緊の課題であります。是れ、皇室の尊嚴を守る所以に他なりませぬ。然し松平永芳宮司は、「『御皇室』てふ日本語は無い」と仰つた。泉水隆一翁は、「『皇』の前に來る字は無い」と申された。かやうな苦言忠告は、聞いても耳に入らぬやうな御方は、一度、伊勢の神宮に拜趨して、彼の大御札を拜戴し、目を瞠つて能く見るがよろしい。さう云へば、「御皇室」なる辭、平泉澄先生の書で、かつて一度も見たことはありませぬ。

 本日、岡田則夫翁より、柿之舍中澤伸弘博士『一般敬語と皇室敬語がわかる本』(平成二十八年七月・錦正社刊。國學院大學にて、神職を志望する學生に向けて行つた講義をまとめたものが基と云ふ)を拜戴した。曰く、

「この頃、『御皇室』・『御皇族』などと、皇室用語に、やたらと『御』を付けることが目立ちます。使用する側は、敬意を表したつもりなのですが、これは誤用です。そもゝゝ『皇』の字は、古代支那において、天帝を意味する重要な字で、容易に使へる文字ではありませんでした。我が國でも鎌倉時代に、伊勢の内宮と外宮の間で、この字の使用をめぐる『皇字沙汰文』などと言ふ爭ひが生じたのも、このためです。『皇』の文字そのものに、恐れ多い敬意がありますから、こゝに『御』をつける必要がありません。その字が、古代支那において、天帝などと關連する敬意のある語の場合は、『御』はつける必要はないのです」と。

 洵に然り。當に援軍、溜飲を下げる思ひであります。亦た最近に目にし、皇民に對して、殊に注意を喚起したいものを、こゝに掲記しておきたいと存じます。



■文部省・昭和十七年六月『標準漢字表・簡易字体』(小池和夫氏『異體字の世界──舊字・俗字・略字の漢字百科・最新版』平成二十五年九月・河出文庫刊に所引)に曰く、

一、皇室典範・帝國憲法・歴代天皇の御追號・詔勅を印刷または書寫する場合には、簡易字体を使用しない」と。



【參考/國語問題協議會編『皇室敬語』(平成二十一年八月刊)】
  ↓↓↓↓↓
http://9112.teacup.com/bicchu/bbs/1069
 
 
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